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不動産売却時の「購入申込書」について解説!購入申込書の内容を理解する方法

不動産売却時の「購入申込書」について解説!購入申込書の内容を理解する方法

不動産売却時には、売主は潜在的な購入希望者から「購入申込書」を受け取ることがあり、不動産売却経験がない方にとって、「売買契約書との違いは何か?」や「購入申込書にはどのような内容が書かれているのか?」といった疑問が生じるかもしれません。この機会に、購入申込書の意味や記載項目、その受け取り時の注意点など大阪市大正区拠点のSTELLA不動産が詳しく解説していきます。

不動産売却の際に受け取る購入申込書について

不動産売却の際に受け取る購入申込書とは、不動産を購入したいという意思を持つ購入希望者が売主に対して提出する書類です。この申込書には、購入希望者の具体的な購入条件や要望が記載されており、売主との交渉を経て売買契約の合意に至るための基本的なステップとなります。

ただし、注意すべき点は、購入申込書は購入希望者の一方的な意思表示であるため、法的な拘束力がないということです。つまり、購入希望者は提出後でも違約金なしでキャンセルが可能であり、同様に売主も申込みを拒否することができます。この段階では契約が確定したわけではなく、売主と購入希望者の双方が条件を検討し、合意が成立した後に売買契約が成立します。

不動産売却での購入申込書には何が記載されている?

不動産売却の際の購入申込書には3点の情報が記載されています。

「購入希望者の情報欄」には購入希望者の氏名や住所などの個人情報が含まれます。
「物件情報欄」には購入を希望する物件の所在地などの詳細な情報が記載されています。
「購入条件の欄」には以下のような重要な項目が含まれています。

◇売買価格
物件の買取価格が明記されます。

◇手付金
売買契約成立時に支払う頭金の金額が記載されます。

◇住宅ローンの使用有無と借り入れ予定額
購入希望者が住宅ローンを利用する場合、借り入れ予定額が示されます。

◇売買契約締結予定日
売買契約を締結する予定の日付が記載されます。

◇引き渡し予定日
不動産の引き渡しを行う予定の日付が示されます。

これらの購入条件は売主が交渉に進むか拒否するかを判断するために重要ですので、内容を慎重に確認することが必要です。売主との合意が得られれば、最終的に売買契約が成立します。

不動産売却時に購入申込書を受け取った際の注意点と重要なポイント

不動産売却時に購入申込書を受け取った際の注意点と重要なポイントについて説明します。

購入申込書の中で特に慎重に確認すべきポイントは、「売買価格」「手付金」「購入希望日」の内容です。

◇売買価格
購入希望者が提示する物件の購入価格は、物件の売り出し価格より低いことが一般的です。この価格交渉は慎重に行う必要があります。値下げの限界や売却したい期限などを考慮し、適切な回答を行いましょう。

◇手付金
売買契約時に支払われる手付金は、契約解除の際に放棄できる金額として重要です。通常、売買価格の5~10%程度が手付金として提示されますが、あまりに低い金額だと契約解除のリスクが高まることに留意してください。

◇購入希望日(売買契約締結日)
購入希望者側は、交渉に時間をかけたいと考えることもありますが、通常、購入申込書には購入希望日(売買契約締結日)が記載されています。

これらのポイントを注意深く確認し、適切な判断を行うことが重要です。売主と購入希望者が円満な合意に達し、スムーズな売買契約の成立を目指しましょう。

大阪市大正区・港区・西区の不動産売却はSTELLA不動産へ

不動産売却時に届く購入申込書は、購入希望者が不動産の購入に明確な意思を示す重要な書類です。この書類には、売買契約の交渉に関連する売買価格などが記載されているため、売主は内容を入念に確認する必要があります。問題がなければ売渡承諾書を送り、売買契約の締結に進むことになります。

STELLA不動産は、大阪市大正区・港区・西区を中心に大阪全域で不動産の売買・賃貸仲介をしています。また、建築工事一式承っておりますので、リフォームなど不動産に関することはどんなことでもお気軽にご相談ください。

豊富な経験と知識を持つ専門スタッフが丁寧に対応し、適切な方法を提案いたします。大阪の不動産売却・購入・貸したい・借りたい方はSTELLA不動産にお任せください。

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